福島フーズプロジェクト「くんたま」

日光と風、きれいな環境で
育てた卵に福島の
香りを味付けしました。

利用者も働きやすくて、
鶏も生きやすい養鶏場。

福島県白河市。美しい里山の風景に溶け込むようにある「こころんファーム養鶏場」。2018年にできた平飼いの養鶏場です。養鶏場を運営するのは、利用者も生産物も「生きやすく暮らしやすい」を目指す、社会福祉法人こころん。

 

「この養鶏場のコンセプトは、ここで働く利用者にも卵を産む鶏にも、気持ちよい場所であること。だから、新しい養鶏場をつくるときには、平飼いにこだわりました」と農場長の長倉誠さんは言います。
こだわりはほかにもあります。餌は自家配合、風通しと日差しが気持ちいいセミウィンドレスのつくり。養鶏場は臭くなく、鶏にもストレスがない飼育環境を実現しています。その効果か、ここで生産される卵はすっきりとしてとても美味しいと評判だそうです。


卵を無駄にしたくない。
地産地消から全国へ。

ただ、そんな人気の卵でも、どうしても余ってしまうことがある。そこで思いついたのが日持ちがする燻製卵。すぐに田村郡小野町にあるスモークハウスに協力を依頼。チップは福島県産のブナやナラの木。味付けは伯方の塩と利尻昆布を使うこだわりよう。
「くんたま」として販売をはじめました。肝心の味は、コクがあり香ばしいと評判だと言います。

 

「生卵の場合は市場は近隣になりますが、加工品なら全国展開できる。もっとたくさんの人にこころんファームの卵を食べてもらいたい。そんなときに、紹介されたのが、ジャパンフーズプロジェクトでした」と長倉さん。
ジャパンフーズプロジェクトは、今年三月よりオンラインショップを開設。商品の一部を販売しています。こころんファームの「くんたま」もジャパンフーズのデザインに合わせてリブランディング。養鶏場の写真などと合わせて、商品をご紹介しています。

 
「くんたまが、ジャパンフーズプロジェクトとして、全国の農福事業所の商品と一緒に売れる。肩を並べて商品棚に載せられることはすごく誇り高いです。くんたまを通じて、利用者の生活を潤すことができれば嬉しいですね」。

福島フーズ
プロジェクトパートナー

社会福祉法人こころん こころんファーム養鶏場 〒961-0015 福島県白河市田島当座窪10
TEL:0248-29-8886